- その他
ジュニアアスリート・子どもたちのスポーツ育成環境を維持する
やりたいスポーツを、ずっとこの街で。
地域全体で子どもたちの夢をつなぐ育成基盤づくり
少子化や部活動改革のなかでも、子どもたちが競技を諦めることなく高校生まで挑戦し続けられる持続可能なスポーツ環境を名寄全体で整えています。
私たちが目指す姿と解決したい課題
名寄市ではこれまで、熱心な指導者や保護者のボランティア精神によって地域スポーツが支えられてきました。しかし現在、以下のような構造的課題が顕在化しています。
- 指導者の高齢化と特定個人への負担集中:平日夜間や休日の指導・遠征手配の負担が偏っていること
- 進学に伴う活動の途切れ:中学校引退後の空白期間や、進学時に地域内に受け皿がないことによる競技断念
- 用具代・遠征費の負担増:競技用具やワックス、遠征宿泊費などの高騰による家庭の経済的ハードル
- 高校年代の流出:地域内で競技を続けられる環境の見通しが立たず、市外強豪校へ生徒が流出すること
私たちは目先の部活動代替にとどまらず、子どもと保護者が「やりたいことができる・目標を持てる」環境を整え、10年先を見据えて健全な人間形成と技術習得を両立できる育成基盤を構築しています。
主な取り組み:北海道ジュニアスポーツエコシステム形成事業
企業の支援を原資として、市内各競技団体・少年団、学校、名寄市立大学、医療機関、行政が一体となって推進しています。
小中高をつなぐ「縦の指導連携」と受け皿づくり
指導者間の連絡体制や合同練習を日常化し、進学時の競技断絶を防止しています。また、中学校男子バレーボールの受け皿となるクラブ「アルジェント」の発足や、引退後の空白期間を支える「バレーボールアカデミー ohana」など、地域主導の育成環境を整備しています。
名寄高校部活動版オープンスクール(NCP)
小中学生が名寄高校の部活動を実際に体験し、高校生と一緒に練習する機会を定期開催しています(3年間累計延べ296名参加)。高校生への年2回のInBody測定支援も行い、科学的なコンディショニングを支えています。
大学・医療機関と連携した専門プログラムの定期開催
名寄市立大学教員や理学療法士・整骨院院長等を招き、瞬発・反応系、体幹覚醒、小学生向け筋力、スポーツリズムトレーニング、成長期の栄養戦略などを競技横断で学べる集合研修を実施しています(2025年度:延べ535名受講)。
持続可能な組織運営と家庭の負担軽減
高額化するスキー板やワックスの共同購入・レンタル整備、全国大会等への遠征旅費補助を行い、経済的理由による断念を防止。指導者も当番制・シフト制を導入し、特定個人に負担が集中しない仕組みを整えています。
その他の主な取り組み
- 子どもの少年団体験:「スポーツフェス」として、スポーツの日に少年団が小学生や未就学児に多様なスポーツを経験する機会を提供
- 異競技体験(マルチスポーツ):「カーリング×弓道」「ク
- スポーツ国際交流員(SEA)の参画:国際水準のコーチング理論や身体操作、英語コミュニケーションの導入
- 部活動の休日地域展開への接続:中学校部活動改革に連動した指導体制・備品の円滑な移行支援